VWOCN HP

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2014年 06月 30日

1951 TYPE-1 SPRIT Survivor !

Thank You ! SOLD OUT !


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Only as for the serious negotiations.
A・S・K

今、この程度のスプリットを欧米から輸入して、日本のレベルでしっかりエンジン、ミッションOHしたら、私の希望価格をゆうに200万円は超える金額になると思います。
いいものは、日本で買うのが一番。
そしていいものは残存数が少ない年式です。
チャンスは逃すな!(マジ)w

本気の人のみ連絡ください。
本気であなたの熱情にこたえます!

このHPの写真は、私が入手した8年前のものです。



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このシミひとつ無いオリジナルインテリア。断言します、この綺麗さは世界一だと!

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スレすらないカーペット、オリジナルゴムマット。
ホンモノとはこれのことを指すのです。
レストアして仕上げたクルマは、究極のビンテージを目指すとしたら、それはどこまで行ってもイミテーション、キットカーと同列です! 
その時代の空気まで感じれる個体こそ、ホンモノのビンテージカー言えるでしょう!  
これを選択すること、ビンテージVWのあがりを意味します(笑)

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エンジンは、ナンバーマッチングのケースを、ドイツに里帰りさせCSPに送り、ラインボーリング。
メタルとクランクシャフトを合わせて加工してもらいました。
ピストン、シリンダーはNOS品を使用。
ほか、当時のNOSを多用して組み上げました。
仕上げの要は、要所要所のWPC加工。
25馬力をきっちり出すことをコンセプトに作りました。
OH後、走行距離3000km!
これから一生、エンジントラブルとは無縁でしょう(笑)

ミッションもクラッシュBOXあってのスプリット。
特に不具合は無かったが、永遠を目指して、分解。
要所要所をこれまたWPC加工。

エンジン、ミッションは普通のOHのそれぞれ2倍の手間暇、コストを掛けました。

そうです、目指したのは、世界一のスプリットだったのです(バカ)w

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このスプリットとの因縁をお話します。
実は8年前、日本で入手する前のさらに4年前の12年前、アメリカでこんなのがsaleされてるんだけど、と聞いてすぐ現地のバイヤーに話を通してもらい、Pendingまでもって行ったのですが、その3日後に電話が! 写真はその時、アメリカから送られたもの。

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その電話の内容は、ゴメン、キミには売れなくなったと・・・。 アメリカでの売買の話ではよくある話で、一度約束を取り交わしても、第三者がその後の交渉で幾ばくか余計に支払う交渉をすれば、平気で最初の約束を反故する。 頭に来ましたが、郷に入れば郷に従え、根に持つ方が損をします。 でも、その後、どこに行くのだろうと気にはなりました。

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まぁ、待ってるときって長ーく感じるものです。 ビンテージVW病の私は、あのインテリアの匂い、雰囲気を求める中毒症状が発症! くだんの仲介してくれたショップにいいものないですか~と、電話をしたら「池田さん、これ失禁ものですw。ぜひ、行きましょう!」とsambaに掲載されてたオーバルを紹介してもらい、それを現地のバイヤーに交渉して頂き、買うことができたのです。当然、先回の同じ轍を踏まないよう、結果的に最初の値段より高くなりましたが(笑)

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ローマイレッジ、70パーセントオリペン、新車の様なインテリアと、逃したスプリットの2ランク上の程度に大満足。 日本に運搬する際、高額になる船賃はしょうがないとして、取り付けたまま輸入した、年式マッチングのオールステートトレーラーの取り付けた姿は、まさにVWに乗り始めたころに憧れた、バタ臭いアメリカ。ダブルバンパーやボディカラーに西海岸の乾いた空気を感じてたのです。ただ、何事もトラブルがあるもので、アメリカから出港するさい、前オーナーが丁寧にもダンボールに梱包してくれた貴重なオプションパーツ、合計50万円分相当のものがドロボウにどろん(涙) ダンボールに入れて車内に置くことは、持って行ってくださいと言ってるようなもの。このような試練が、男を鍛える。そう言い聞かせて、誰にもぶつけようのない怒りを、涙と酒で、腹に流し込むのでした(笑)写真はそれらの一部。ハゼットのツールBOXもありました(涙)

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いくら程度がオーバルの方が上でもスプリットはスプリット。所詮代わりにはなりません。そして幾年(せいぜい1年)wがすぎたころ、仕事中(実はサボってネットサーフィンw)にホビダスのB滝さんのブログを見てたら、なんとあのスプリットが売りに出されている記事が掲載されてるではありませんか!! 一瞬の判断を誤れば、後悔する人生しか待っていない。これを痛いほど感じた私は、その見た一分以内に、くだんのショップさんに電話連絡。その場で押さえてくれと電話口で土下座する思いでお願いしたのです。ちょうどそのころ、うわさでは、知り合いが欲しいと言うと出し惜しみするオチャメなそこの社長さんが、海外イベントに出張中。 くだんのショップオーナーは元そのショップのスタッフだったため、以前のボスの性格は熟知しており、スタッフをはしょって、なんとそのボスの奥さんに約束を取り付けたのです! なぜ奥さんだって? どんな大社長さんでも、奥さんに頭が上がる人はいないってことだよ(笑)

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そして当初、予期もせずビンテージVWの王道が2台も揃うことになったのです。そしたら、ガレージという名の器を作って納めなければ、コンデション維持ができない→仕事を頑張る→ガレージを建てると、男の欲望は、目的達成の間に試練を沢山与えてくれる。趣味(熱中するもの)が男を育て上てくれるのです!だから私は熱い人が好きです(ゲイでは無い)w。そして熱く熱中している人しか、歴史は変えれない、人に感動を与えることはできないと思うのです。 最後は胡散臭い自己啓発セミナーみたいになりましたがw、ようは私のスプリットは最高!それを伝えたかったのです(笑)ご静聴、ありがとうございました!

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レストアしたビンテージカーは、キットカーと同じ。
スプリットの形をしたイミテーションです。

見た目、手触り、質感すべてが、歴史を断絶しています。
手触り、匂いほか第6感まで駆使して味わうのが特上のビンテージVWの楽しみ方。

自動車趣味後進国の日本では、まだ一握りの人しかほんとうの遊びをしりません。

ドイツのビンテージイベントへ2度ほど訪問しましたが、このノンレストア51レベルの個体は見たときは無いと断言できます! 本当に無いのです! 
唯一無二、違いの解る、VW野郎のVW人生最後の選択(笑)

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私は信じてます。ちゃんとこのスプリットにふさわしいオーナーの元へ嫁げることを。 キレイにしたいと塗装したり内装を張り替えたり、売らんが為に台無しになりがちなビンテージカーが多い中、まったく手つかずでいたその幸運が偶然60年間続いてきた。 このスプリットの星回りの良さ、幸運さを私は未来永劫続くことを確信してます。

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最初に乱暴な表現を書きましたが、多種多様の遊び方を否定するわけではなく、あくまでも私が考える、ビンテージ感を述べただけです。 個人所有物は、その所有者の財産であり、切り貼りして潰すのも自由だと思います。自由な自己表現もVWのキャラクターですから大いに楽しむべきだし、現に私も楽しんでます。 ただバブルの頃見たいに、歴史的価値のある絵画を買いあさり、自分のものだからとジャケンに扱う(例えばオリジナリティの感じられないリペアを施す)にする成金的風潮も現実的にあります。 そのような人間のエゴも、不完全な人間故のサガと言えるかもしれません。 ただ壊してはいけないものもあるはずです。 ただVWが大好きな私は、VW好き故の道徳観において、この状態を継承してくれる人に託したいのです。

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古い車のエンジンや室内空間にエアコンを付けて現代の路上で快適に走らせることは私も理解し、実際に楽しんでます。機能をアップデートして古い車を現代の路上でキビキビ走らせる。要はアメリカの熟年層で楽しまれてる、現在のHOT RODもそのひとつですよね。そんな楽しみ方が、大人なアメリカンスタイルだと思います。 私の言いたかった事は、オリジナルが多く残ってる個体は次世代に継承しないと歴史が断絶されるとの事を伝えたかったのです。姫路城みたいに、基本がオリジナルなものは、後世に残すための、必要なリペアは必然だが、本来の城と違う形にしてしまったら歴史の大きな損失になる。VW文化の継承を念頭において、変えていいものと悪いものの見極めが必要であるとの事を理解してほしいのです。
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by VWOCN | 2014-06-30 13:01 | For Sale | Comments(0)


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